2012年5月28日月曜日

金曜日の昼食会

   金曜日の昼食は学内のラウンジ「ふるさと」でゼミ生と食事をすることにしています。毎回3名ずつ,御代は私のおごりです。われながら豪勢ですね。
   しかしそんなに甘い話は転がっていません。私は大阪の商家に生まれたので「タダほど高いもんはないで」と聞かされて育ちました。別にそれをゼミ生にも知ってもらうためというわけではないのですが,彼らは御代として成績表を持参せねばなりません。
   そして,おいしそうな松花堂弁当を前にして私は,「ダルビッシュ?イチロー?」という呪文を唱えます。ゼミ生たちが「ダル」,「ダル」,「ダル」などと答えたときには最悪です。昼食会は重い空気に包まれます。
   そう,ダルビッシュというのは,GPAがダルビッシュの防御率並み,つまり,1点を切っているという意味です(最近では,もう少し高い「メジャーのダルビッシュ」もできました)。そして,イチローというのは,同じくイチローの3割台後半の打率になぞらえて,GPAが3点台後半であることを示しています。この他にも,「8番打者です」という人もいて,野球好きの方にはだいたいあれくらいかと想像がつくと思います。
   成績だけがすべてではないと分かっているのですが,やはり大学での修学状況を示す一つの指標であること確かです。成績が思わしくない方には奮起を促す意味もあって,こういうことをやっています。
   真剣にやれば誰でもそこそこの成績は取れるだろうと信じていますが,その根拠は,私自身の経験です。私は大学に二度入学していますが,一度目のときは2年生が終わって28単位しかありませんでした。内容もこの例えでいえば,ばっちしダルビッシュ。しかし,再入学してからはほぼイチローだったと思います。やる気次第ですね,成績は。
   とにかく, 今の3年生は成績優秀な方が多く,イチローが数名います。中には昨年の秋学期に4割バッター目前だったという方も2名いて,こっちが感心させられました。この調子で最後まで頑張ってほしいですね。
   少し前ですが,それでも私の方が成績が良かったはずだと妙に気になったので,教学センターに成績証明書をもらいに行きました。 教職員なのでもしかしたらタダかもと期待していましたが,きっちり200円の証紙を購入させられ,発行していただきました。
   その結果,自分が思っていたほどには秀がなくがっかりしました。GPAは当時なかったのですが,これではせいぜい3点台前半でイチローにはなれず,本気で落ち込みました。そこでよくよく考えてみると,当時は秀は95点以上で,今は90点以上だということに気づきました。それなら私もイチローだと納得。気分が晴れました。
  バカな話と思われるかもしれませんが,努力したことが報われるというのはうれしいし,尊いものだと思います。だから頑張っている人には,それなりの評価をしたいです。それゆえ,新しい学期の講義が始まってすぐに,「どれくらいで合格できますか」という質問を毎度何度か受けますが,努力もせずにそういう質問をするのは愚の骨頂だと思っています。
   そして,できる,できないかではなく,とにかくやってみる,頑張ってみるという学生さんに,もっと簿記・会計の勉強をしてもらいたいというのがうちのゼミの考え方です。最後は,少々,説教と宣伝になりました。すみません。

 

会計のことも少し:その2

    このブログはもともとゼミ募集のために始めたもので,ゼミのホームページ担当のY君からの指示は会計のことを書けということでした。 しかし,前にも書きましたように,どうも自分の専門のことは慎重になりすぎて書きにくく,今回やっと2回目となります。
   さて本題。前から知人に教えられてはいたのですが,Web上で「簿記簿記占い」というものがあります。googleで「簿記簿記」もしくは「簿記占い」でもすぐ出てくるようです。昨日ふと 思い出したので試してみました。
   まず,名前と生年月日(これを入力するのは危険かもしれないのであまりお勧めできませんが,そこは自己責任でお願いします),それと,血液型を入力します。そしてクリック。
   その結果,私は,「修繕費」さんだと判明しました。説明を読むと私は,「せっかくの人生、楽しく生きなければ損だとばかりに積極的に動きまわるタイプ」で,「開運ヘアスタイルは,ベッカムヘアー」なんだとか。ベッカムねー。いつの時代だろう。
  まあ,あたっているかどうかという以前に,どこが「修繕費」なんだろうと考えさせられてしまいましたが,税理士試験,公認会計士試験に挑む皆さんのご参考になれば(ならないだろう),幸いです。
  以上,会計のお話でした。これでいいのか?これでいいのだ。
 

2012年5月19日土曜日

新歓(?)コンパをしました。

   5月10日(木),河原町でゼミのコンパを行いました。今回は,2年生から4年生まで合同で,都合の悪かった方を除いて40数名の大所帯でした。結構盛り上がり,写真も撮ったのですが,ブログではお見せしない方が良いものが多く,掲載できません。残念です。
   最後に2年生のゼミ主幹から「このような新歓コンパを開いてくださってありがとうございます」という挨拶があり,ああ礼儀正しい良い学生だと思っていたら,すっかり,勝手に,始末悪く出来上がっていた上級生の方からは,「そうか,これは新歓だったのか」という声も聞こえ,君は何だと思っていたのかと突っ込みたくなりましたが,あまりにご機嫌だったのでやめておきました。
  それにしてもです。この店のお酒の薄さはどうしたものでしょうか。梅酒のソーダ割りは,ソーダのソーダ割りにしか思えず,ならばと梅酒のロックを注文すれば,梅酒の5倍割の水割りが出てくる始末です。照明にグラスをすかしてみても,梅酒の色か,電球色の照明の色か,区別がつかないのにはまいりましたね。3,000円2時間食べ放題飲み放題なので仕方なしとあきらめました。
   そういえば前回の店はもっとひどかった。2時間食べ放題飲み放題なのに注文しても出てこない。私がゲットできたのは,梅酒2杯,ピザ一切,鳥カラ2個だけ。このときは奮発して1万円も出していたので,単価はなんと2,000円。そしてめちゃめちゃイライラしているうちに,「ラストオーダーです」と来るので,さらにむかつきましたが,「デザートにぜんざいはいかがですか」と,なんか気を良くするような提案があり,即,皆で注文しました。しかし,次に聞こえてきたお言葉は「2時間です。終了です」ってか。完全になめとるなという店でした。ちなみにお代は,2,800円でした。
   なお,うちのコンパの幹事は3年生のY君といい,下見までしてくれる熱心な幹事ですが,選んだ店は2回とも路地の雑居ビルの5階とか6階。しかも完全にお客をなめている店の連続です。まあそれはそれで面白いので,次回以降も期待しております。

2012年5月7日月曜日

連休が終わりました。

   連休が終わりました。この連休は仕事に集中と決意していましたが,やはりそれだけというわけにもいかず,家族サービス少々(無料の大阪府立の公園でしたが,駐車場が一杯だったので,近くの民間の駐車場に入れたら2,000円かかりました。),研究少々(論文の締切まであと二日です。明日は徹夜か?),そして,大学の仕事(すでに締切が過ぎているものもあり,ご迷惑をおかけしております。)も少々と,どれも中途半端に終わってしまい,自己嫌悪に陥っております。いつものことだから仕方ないですが。
   連休が明けると,新入生の授業への出席率が落ちるような傾向にありますが,今年はどうでしょうか。今日からまた気持ちを新たに頑張りましょう。
   ゼミ生の皆さんは,今週のゼミ発表の準備をよろしくお願いします。また,木曜日には2年から4年まで全員集合の顔合わせコンパがあります。楽しみにしております。ではそろそろ出勤の準備に入ります。
橋本

2012年5月2日水曜日

東京駅とアムステルダム駅

   少し前のニュースになりますが,東京駅丸の内駅舎の復元工事が10月に完成というニュースがありました。次のようなものです。
http://news.mynavi.jp/news/2012/04/11/124/
   この駅舎のモデルは古くからアムステルダム中央駅だといわれてきましたが,最近では,Wikiなどでもこれを否定する見解が示されています。
   私も,復元前の東京駅を見たときには,中央ドーム以外は2階建てで平べったくて,大きな壁のような重圧感のあるアムステルダム中央駅とは違うという印象でした。
    しかし,今回のニュースで,実は東京駅も元は3階建てであったものが,第二次世界大戦の空襲で破壊され,それを戦後に一回り小さくして復元したものだと知りました。
   今秋3階建てで復活しようとしているわけですが,こうしてみると私は,やはり似ているなと感じます。設計者の系統や様式が違うなど専門的なことはまったく分かりませんが,皆さんはいかがでしょうか。


(2003年8月10日アムステルダムにて)
橋本



2012年5月1日火曜日

連休は関係ない。

   今日は溜まった仕事をやっております。大学で今関わっているお仕事,締め切り間近の論文,そのほかもろもろ,こちらが詰まればあちらに逃げ,あちらで詰まればこちらへと逃げ回って,最後はここにきました。昼から頑張ります。
   なお,先ほど逃避の一環で私のFacebookとこのブログを連動させる作業をしました。うまく行っているのかどうか分かりません。苦手な科目の期末試験を受けた後のような心境です。
   では今から仕事に戻ります。休憩終了。もしうまく連動しておりましたら,過去の分もリンクからお立ち寄りください。
橋本